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alw様の投稿SRCシナリオを公開いたしました。

少女たちの探し物

このシナリオはSRC学園の設定とキャラクターを使用しています。

春休みのある日、水無月安曇はレッドクロスの仕事として、
SRC総合保健棟でお手伝いをしていた。

そんな中、悲しみに暮れる少女と会話をして、
眠り続ける兄との思い出の花のことを聞くことになる。

その話を聞いた安曇は、その花を探そうと少女に話し、
思い出の花探しをすることになる。

お暇があるときに気軽にプレイしていただけると幸いです。
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テーマ : フリーゲーム - ジャンル : ゲーム

 ディーン・R・クーンツは「相次ぐ困難によって主人公を追い詰めよ」といった。大沢在昌も、「面白い小説というのは、主人公に残酷です」といった。クーンツの言葉は僕の座右の銘のひとつだが、大沢在昌も同じことをいっている辺り、普遍的な真理なのだと感じる。
 僕は強い主人公が好きだ。腕も立ち頭も切れて、人間的にもユニークな、そんな凄い奴の話が好きだ。しかしそういう人物の話にする場合、起こる事件はなるべく困難で、戦う敵はなるべく恐ろしい敵でなくてはならないのだろう。なぜなら、そうでなければ、その強い主人公が凄さを十分に発揮することができず、読者は主人公の凄さを見る機会をなくしてしまうからだ。
 「モンハン」でも、苦労して作った最強クラスの武器や防具でも、なお苦戦する凄い強敵が登場するし、そうした武具にも欠点が存在する。「モンハン」の成功した理由として、いわゆる最強の武器がなく一長一短であることと、最強の武器があっても苦戦する敵がいて、さらにそんな敵でもテクニック次第でちゃんと倒せるようにできていることがあるだろう。
 ガンダムでいえば、ガンダムF91やゴッドガンダムはとても強いモビルスーツだ。そんなモビルスーツなら、いつまでもザクやグフのような弱い敵とばかり戦っていてもつまらないだろう。ラフレシアやデビルガンダムのような強敵と戦ってこそ、その真価は発揮される。
 最近の俺tueee系小説などでは、まさにF91でザクを倒し続けるような、レベル99の勇者がひたすらスライムばかり倒しているような、そんな話が多い。僕などは、それじゃつまらないと思うが、しかしそうした話にも需要はあるようだ。「小説家になろう」のサイトでは、主人公を苦戦されると叩かれると聞いたこともある。
 僕が思うに、これはおそらく小説の用途の違いなのではないかと思う。歯ごたえのある強敵との丁々発止のやりとりを楽しむのではなく、梱包材のプチプチを潰すようにして、スライムの群れを圧倒的な力で潰していくことでストレスを発散し、簡単に賞賛や報酬を得ることで、疲れを癒すのではないかと思う。その意味では、「俺tueee系なんてつまらない」というのは、用途の違いを踏まえないと、批判としては、必ずしも的を射ていることにならないのかもしれない。
 まあ正直、そういうやり方でストレスを発散するのもなんだかなぁと感じなくもないが、しかし我が身を振り返ってみると、僕も「あなたは必ず成功する」みたいな本を読んでストレスを発散していたりすることもある。してみると、ストレス発散などというものは、いろんなやり方があっていいのかもしれない。たとえば性欲で考えれば、女性から罵られたり殴られたりすることを快楽に感じる人もいれば、汚れた下着が大好きな人もいる。そういう性癖がない人からすれば「何をやってるんだろう」ということにもなるだろうが、性癖に貴賎はない。ならば、ストレス解消方法にしても同じではないか。僕ももう少し、違った見方で俺tueee系を見てみてもいいかもしれない。

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